ツアーログ2000

[土肥] 6月6日(火)、7日(水)

(未解放ポイント開放イベント下見)

1.ハサミ島沖の根 (ボート)

2.長崎 (ボート)

3.穴口 (ボート)

4.中根 (ボート)


No.1

・ 6月6日(火)

@ハサミ島沖の根(ボート)

A長崎(ボート)

コンディション1 : 天候 晴れ、風向 北西、波 無、うねり 無、潮流レベル 2〜7 (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 26℃、水温21℃〜22℃、 透明度 10〜12M

ダイビング 1: 潜水時間 −分、最大水深 −M、平均水深−M

・ 今シーズンは土肥の101主催の未解の海に潜りましょうイベントは6月と10月に開催されることになった。そして、6月の10日から始まるイベントのための下見会に行ってきた。

今日は、小下田地区のハサミ島沖の根と逆方向(土肥と戸田の境界付近)にある長崎に潜った。まずハサミ島だが小下田の飛島沖ポイントや昨年のイベントで潜った蔵合わせポイントと近い深場(‐40M付近)から立ち上がった隠れ根である。ここのところ伊豆周辺の潮流は速いようでこのときもかなり速かった。設置したブイに船をつなぎ、ロープ沿いに潜降する。根のトップは24〜25Mとけっこう水深があり根頭は広くない。実に塔のような根である。周りは白い砂地で水深40Mより深そうだ。根にはさすがにソフトコーラルが見事に見られ、オーバーハングしているところもある。このときは潮が多少速すぎたのか魚はあまり寄っていなかったが(このようなロケーション、根の形からして爆発的な魚影が必ず期待できる)小アジの群れ、スズメダイの群れ、クエ、イセエビが見れた。当然トビエイもこれからの時期は現れるだろう。小下田地区の他の隠れ根がトップシーズンにあれだけおもしろいのだから人が入っていなくて根がまったく荒れていないのは魅力である。それから余談だが、潮が速いこともあってブイからカレントライン引いてくれていたのだが他のほとんどのダイバーは必死に泳いでブイにやっとのことでたどりついていた。(一般のダイバーなら中にはたどり着けない人もでるだろう)エキジット後の感想はこのポイントは速すぎてチョット..というのが多かったがエントリー後からラインにつかまって進めばまだ速くたってそれほどでもないのに、よほど運動が好きなのか方法を知らないのか..(今回はショップスタッフだけのはずだが)この多くの魅力のあるポイントが流されるなどのトラブルや期間中閉鎖にならなければと思ってしまった。

さて、次の長崎は陸上からの景観が御蔵島や小笠原を思わせる山が迫った素晴らしいもので天気も良かったのでとても良い気分であった。水中はゴロタのゆるい斜面が続く。なぜか、いろいろなサンゴが多く、とても明るい感じである。潮流は強くなくのんびり潜ることができた。生物はイザリウオやイナダの群れ、スズメダイの大群など思いのほか魚影が濃かった。天気がよくて凪の日にはいいかもしれしれないポイントである。


No.2

・ 6月7日(水)

@穴口(ボート)

A中根(ボート)

コンディション1 : 天候 晴れ、風向 北西、波 無、うねり 無、潮流レベル 2〜5 (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 26℃、水温21℃〜22℃、 透明度 10〜12M

ダイビング 1: 潜水時間 −分、最大水深 −M、平均水深−M

・下見会2日目は穴口ポイントから。やはり最近の傾向でそこそこ流れがあるがきのうのハサミ島沖ほどではない。中は25m付近の水底から中小の根が点在する。はっきりした地形のポイントではないがかなり魚影が濃いところである。クチグロ多数、大マダイの群れ、イサキ群れ、トビエイ、ヒラスズキ、ネンブツダイ群れ、ハタンポの群れなどであった。

2ダイブ目は八木沢漁港からすぐそばの中根ポイント。根とはあるが大きな根があるわけではなく15mから30m付近まで落ちるゴロタの斜面である。規模を小さくした大瀬崎の岬のようだ。ここもスズメダイ、小アジが群れところどころの砂地にはハナハゼが見える。そして斜面の上には巨大なトサカがいくつも見れた。以前はその大瀬崎の岬でも見れたがこのサイズをここ何年も見ていない気がする。さすがに人が入っていないだけある。(ダイバーは自然界には良くないんだな〜と思ってしまった)


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iwashi-d@divers.ne.jp