ツアーログ2000

[安良里、土肥] 6月10日(土)、11日(日)

1.安良里 沖の根 (ボート)

2.土肥 ハサミ島沖の根 (ボート)

3.土肥 飛島沖 (ボート)

4.オマケでビーチ


No.1

・6/10(土)

安良里 沖の根

コンディション1:天気 曇りのち雨 風向き:南西、うねり有り、 潮流無し

コンディション2:気温24℃、水温19〜20℃ 透明度:5〜7m

ダイビング1:潜水時間31分、最大水深23M、平均水深16M

・本日の安良里ツアー担当は伊丹です。こまじぃとさかえさんは土肥101にてSD講習&スキルアップ講習。きょうは梅雨入りもして、今にでも雨が降り出しそうなお天気です。
着替えやセッティングをしていると、ダイビングを終えた人たちが「潮がはやい。」と口々に帰ってきます。ポイントにいってみると、「あらっ。」潮はとまっている。でもかなりのうねり。昨日の強い雨風とうねりの影響か、透明度は5〜7m。沖の根にいく途中、クチグロがうねりなんか”なんのその”といった感じで泳いでいる。水深18mくらいでもかなりうねっているのでちょっと水深を落としてそろそろ岩に隠れるように西根に、西根の先端のほうからこちらに向かってトビエイが5,6枚。ネンブツダイやスズメダイはあいかわらずの数群れている。タツノオトシゴがいるという岩を探していると、3個体も。うねりがなければもうちょっとゆっくり見れたのに。海のコンデションはあんまりだったけど、こんな日も当然あるよね。海なんだから。でも、あいかわらず魚影は濃いです。これからますます楽しみなポイントの1つです。



No.2

・ 6月11日(日)

土肥ハサミ島沖の根

コンディション1 : 天候 雨、風向 北東、波 無、うねり 小、潮流レベル 2〜3 (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 22℃、水温18.7℃〜20℃、 透明度 7〜12M

ダイビング 1: 潜水時間 29分、最大水深 33M、平均水深 20M

・ 去年秋にもあった「土肥の未開ポイントを潜ろう」で限定で開いたハサミ島沖の根へ。ここは下見会のログにも書いたように根頭25m前後、下は40〜50mまで落ちている飲料の缶というか削っていない鉛筆みたいな根である。昨日土曜日はその前日の時化の影響でうねりがのこり、ここ小下田地区には来れなかったらしい。天気はあいにくの雨模様だがうねりはかなり小さくなりここのように深いポイントではほとんど影響はない。昨日低下した透明度もかなり戻ってきた。潮流はいくらか程度で辛いほどではない。ロープを伝って根頭までゆくと潮上にはキンギョハナダイ、サクラダイ、スズメダイがカーテンのように群れている。去年多かったやや南方系のキホシスズメダイも群れている。やはりトサカやヤギ類ソフトコーラルは多い。上を見ると何かの卵かクラゲかわからない筒のようなものが浮いている。ちょっとそれを見に行こうと思って浮いたとたん視界の端から黒い影が迫る。あっというまに私はその影にかこまれる。ワラサの大群だ。200匹以上はいるだろう。しばらくその群れは私達の面前を行ったり来たりして去って行った。みんなあ然であった。でもラッキーな遭遇であった。


No.3

・ 6月11日(日)

ポイント飛島沖

コンディション1 : 天候 雨、風向 北東、波 無、うねり 微、潮流 レベル 3〜5(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 22℃、水温19℃〜19.5℃、 透明度 8〜15M

ダイビング : 潜水時間 32分、最大水深 28M、平均水深 16M

・ 本当は2本目は浅くてのんびりしたポイントにと考えたのだが1本目のワラサ大群遭遇もあってダイナミックポイントが多い小下田に行かなくてはという雰囲気になっている。小下田地区の今回の限定ポイントのハサミ根は潜ったので飛島沖へ。ここは限定ではないが地形、魚影は伊豆半島でも指折りだと思う。今の時期だったらトビエイも期待できる。ところでここは午前中通った時には潮がガンガン流れていて今回も潮を見てから決めようと考えながらやってきた。そして、来てみたところ潮はゆっくりである。しかし、北の方から潮が押してきている雰囲気なので様子を見ていたらほんの1〜2分の間にかなり速くなってしまった。ここは、潜ってしまえば潮を避ける場所もあるので問題は水面付近である。メッシュにいれてあるロープを出してブイにつなぎ、小ブイを結んで後ろに流す。飛び込んですぐにロープをつかみフィンはあまりつかわずに無事潜降。あいかわらず北の根にはキンギョハナダイのカーテンが。水は下に行くほど綺麗になる。下では潮もそれほどではないので西の根まで足を伸ばす。そこではスズメダイ、サクラダイ、キンギョハナダイが群れ、アカオビハナダイも混じっている。根の上では大きなアオブダイが2匹。その後、中層を移動して南の根に向かうが途中から南の根の巨大な壁が目の前にあらわれるのは壮観である。こちらの根には大マダイが悠然と編隊を組みかっこいい。吹き上げの潮を感じつつ10mのてっぺんまで登って浮上。


おまけでビーチ

初心者講習は担当「おばあサカエ」で通り崎ビーチに通っていた。金曜日は大雨とうねりの影響でかなり濁っていたようだが土曜日、日曜日と回復していった。水中はホンダワラがまだ茂るがいろいろなハゼたちも(ネジリンボウ、ハナハゼ、ヒメユリハゼ)姿を見せ夏の海へと変化しつつある。ところで今回の受講生のチェリー荻原さんは講習中イザリウオを3個体見てMr.イザリウオへの道を進み始めたらしい。


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iwashi-d@divers.ne.jp