イワシD ダイブログ 2002

2002/ 2/10 (日)  土肥 八木沢沖漁礁 (ボート)
天候 曇り時々晴れ 気温 8℃ 水温 13〜14℃ 透明度 10〜15m
風向 北西→西 海況 なぎ→小 潮流 0〜1
1、2月のみ限定で開放される沖漁礁。ところでこのところ暖かめだったのに今日から寒波がきたようだ。朝はちょっと弱気になる。風があまりないので思ったより寒くなかったが。1ダイブ目はイタミ、寺尾チームで通り崎ビーチへ。この時期らしく水はきれいでシーンと独特の静かさの水中でけっこう楽しかったようだった。

さて、八木沢の沖漁礁。普段は土肥の漁師の大事な漁場とのこと。イサキ、マアジ、カツオが実によく釣れるらしい。とは言っても、いつも出港する八木沢港からほんの数分で着いてしまう。水深20〜23mの砂地に漁礁が積んである。エントリーして水の良さにまずうれしくなり潜降してたまげた。本当にたまげるような魚の数であった。主にクロホシイシモチの大群で漁礁ブロックがまったく見えないのである。それも潮上、潮下とかに関係なく約50mにわたって積んである漁礁全体が分厚く魚達に覆われているのである。ここまでの魚の数はこれまでに見たことあるだろうか...その上にはマアジ、イサキ、スズメダイの群れが泳ぐ。評判のソフトコーラルを見るには魚をかき分けてもぐりこまなければならない。そこには特大のトサカ、ヤギなどのソフトコーラルが豊富に付いている。その他クチグロ(イシダイの老成魚)80cmクラスのヒラメ数枚、ピカチュウウミウシ(通称)など。他にもきっとたくさんの生物がいそうだがあまりの魚影に落ち着いてさがせないほど。

春から秋にはイサキ、マアジ、カンパチがすごい数でまわってくると漁師さんが言っていたがこれはうなずけてしまう。ダイバーが潜っている場所以外で漁師さんが隠している?すんごい場所がまだまだあるのかなぁなんて考える。水温は低くそれなりの装備をしないと確かに寒いがそんなことを忘れるくらいの魚影を見られてすっかりご満悦軍団であった。

ピカチュウ...

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