最近とても暖かかったのに週末になったとたん平年並みの気温になってしまった。しかも強烈な南(南南西)の強風が吹きつけ海は大荒れ。風にはかなり強い通り崎のビーチは波は立っていないがさすがにうねりの影響がきている。通路の桟橋もユラユラしている。ダイビングには危険はないが水底もゆれている。水中は海草が多くなり始め浮遊物もある。春の濁りを感じさせるがまだそれほどの濁りではない。濁りはやはり好きではないが濁るべき季節には濁らないと生物が増えないように思うのでまあ仕方がないか。今年の冬は12℃台まで落ちた水温だったが確実に上がってきている。なぜかダイナンウミヘビがあちこちにいる。ダテハゼ、キタマクラなど伊豆の住人はいつものよう。沈船付近にはベニイザリウオ、早くも元気に恋の動きのアカオビハナダイの♂♀たち。あちこちに海の春を感じさせてくれる。
翌24日は土肥班と大瀬崎班に。土肥はうねりはややおさまるが濁りは少しすすんだ感じであった。水温もやや下がってイザリ君も姿が見えなかった。水面付近にはイワシが群れをつくっている。天気同様水中も変化の多いこの時期。一日ごとに春、そして夏にむかっていくのだろう。イタミの大瀬崎班も湾内マンボウ前で潜ったとのこと。
ちなみに次の日(月曜日)は土肥の海は凪であった。… |