イワシD ダイブログ 2002

02/9/ 14(土)  土肥 (ビーチ)
天候 くもり時々雨 気温 23℃ 水温 24〜27℃ 透明度 8〜12 m
風向 北東 海況 良好  潮流 0〜1

1.通り崎ビーチ
2.通り崎ビーチ

今回の連休はたくさんのメンバーが遊びにきてくれた。いつものんびりのイワシもにわかに活気づく。いつもはスカスカのDSなんですって言い訳しながらなんでそんな言い訳しているのかとおかしくなる。ダイビングはこんなときだからってゾロゾロ水中で列をつくるのはやっぱりいやなのでいくつもグループを分ける。

3連休の初日ということもあり土肥到着時間がいくらか遅くなったのでビーチから始めることにした。海はボートポイントで冷たい水があるとのことだったがビーチは下がっても24℃くらいで助かった。基本的に透明度は悪くないが多くのダイバーが入ったためかところどころ濁ったりしている。メジャーなスポットのコンディションが悪くなると土肥も多くのダイバーが来るがマナーも低下するようだ。他のグループに突っ込んできたり、目前を横切ったり。しゃべりは立派なのだからそのあたりもナントカして欲しいものだ。

ところで生物はあいかわらずあちこちのニシキフウライウオ多数、増えてきたヒレナガネジリンボウ(含む極小)、ネジリンボウ、モンハナシャコ、アカオビハナダイ、ゼブラガニ、オグロクロユリハゼ、ヒョウモンダコ、シマアジ、マアジ、アカオビハナダイ、トゲチョウチョウウオ幼魚、ミゾレチョウチョウウオ幼魚、などなど。

02/9/ 15(日)  小下田 (ボート)
天候 くもり 気温 23℃ 水温 24〜27℃ 透明度 12〜15 m
風向 北東 海況 良好  潮流 0〜2

1.サク根
2.飛島沖

今日はゲスト14名が2つのチームに分かれてそれぞれ土肥で2ボート。小松チームはサク根、飛島沖。サカエチームは飛島沖、八木沢丘漁礁。ウチとしては異例に多い人数も良好な透明度と小下田の広い水中であまり多く感じない。なんていい季節?なんだろう。

サク根は水面は静かで潮流もほとんどない。浅瀬に船をつけてもらい一斉のエントリー、そのまま潜降、水底集合。伊豆でこんなスタイルをとれるのは水が良いこの時期が多い。サク根は流れが弱かったせいかマアジなどは遠めにボヨンとしている。北の先端に行くとさすがに魚影は走り始めたが。それでもネンブツダイ、スズメダイ、ニザダイ、サクラダイなどはかなり濃い。沖側にまわってみると若いヒレナガカンパチが数匹泳ぎ回っている。裂け目をのぞくと数は多くないがオキノスジエビがいる。サク根にしてはまったりしちゃったがコンディションがよく快適な1ダイブだった。

2ダイブ目は飛島沖。潮はいくらか動いている。サメ穴と西の根の間から始まったマアジ大群の走り回りはさすが飛島。ヒラマサに追いまわされて我々の周りを走りまくる。動くその群れの向こうには西の根を覆うネンブツダイとスズメダイのグチャ群れが。視点が合わなくなって酔いそうなほど。南の根方面に向かう途中は巨大な岩をバックに今度はツムブリが魚群を追う。このいくつもの巨大な岩とその間を走る魚群、飛島沖は素晴らしいポイントだ。単純明快、魚種がどうのってのも飛んでしまうダイナミック感、スピード感、スペクタクル感。いまのこの状態をかみしめなくては!

この夜は久しぶりのナイトダイビングも楽しかったようだ。

02/9/ 16(月)  雲見 (ボート)
天候 雨 気温 23℃ 水温 25〜27℃ 透明度 12〜20 m
風向 北東 海況 良好  潮流 0〜2

1.牛着岩
2.牛着岩

3連休の最終日はリクエストもあって雲見に。残念ながら雨模様、あいかわらず気温も上がらない。

雲見は遠いからか3連休3日目ともなるとそれほど混雑はしていない。海は凪、そして依然水は良い!特に1ダイブ目は20mは見えていただろう。天気が悪いにもかかわらず浅場はかなり明るく感じる。さすがに光の差込などは味わえないが青い水は気持ちいい。前日までは土肥で魚影などを堪能したので地形を楽しみに来たのだが沖側のマアジの大群とキビナゴの群れ、そしてそれらをガンガン追いまわすワラサ?ヒラマサの編隊は迫力満点。しばしみとれてしまう。もちろん穴をくぐったりのぞいたり迷路のような地形も楽しめた。他にはハタンポ、ネンブツダイのグッチャリ群れはあいかわらず、クマノミ、、ミツボシクロスズメ、ヨコシマクロダイ幼魚、コケギンポ、ヒメセミエビ、あちこちの穴からクエが出てゆくのもおもしろかった。

結局は雨にもマケズにベリーグッドな1日であった。

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iwashi-d@divers.ne.jp

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