・関東を直撃した台風２２号から１週間たちました。伊豆の道路を走っているとあちこちに残された爪あとを見ることができます。山肌から木ごと滑り落ちている土砂崩れ、道路から見える範囲の森（植林の杉が多い気がしますが）は折れたり根っこごとなぎ倒された木を多く見ます。刈り取り前の稲もかなり倒されているようです。近所のお年寄りさえ「こんな台風は初めてだ」と言っています。この各地の爪あとはぜひ見ていただきたいくらいです。

さて海ですが、今日の雲見は台風の大雨の影響で各地に流れ込んだ濁流の影響をまったくといっていいほど感じない水でした。午前中なら１５ｍ以上は見えているきれいな水中です。水温も２５℃前後で高めをキープです。牛着岩の外側にはキビナゴが見事な大群でキランキランしています。もちろんアーチの中にはハタンポやクロホシイシモチの群れがぐっちゃり。他にはマツカサウオ、クマノミはあちこちに。ツノダシいっぱい、口がすっかり黒くて大きくなったイシダイ、上のほうにはメジナの群れ、沖のアーチにはテングダイも。謙虚スタートだったメンバーも大喜びの水中でした。

さすが今年の海は頼もしい、順調な回復です。