ツアーログ2001

[与那国ツアー]

4月29日(日)〜5月5日(土)

デジ写真 : K.T=てらおかおりさん、M.I=イタミくん


すっかりG.Wの恒例となった与那国ツアー。冬の与那国らしい姿ときらめくような夏の姿の境目の季節。毎年少しずつ違った顔を見せてくれる。今年はどんな自然を見られるのか期待と少しの不安を抱きながら与那国へとやってきた。


無事与那国へ

昨年のこのツアーでは石垣島から与那国島への飛行機が悪天候のため欠航してんやわんやの初日であった。今年もちょっとドキドキだったが無事に与那国へ到着した。ひとまず安心。それにしてもこの暑さよ!みんな汗だく、一気に夏に来た感じ。

さっそくダイビング

昼前に島に着く。時間はたっぷりあるのでさっそく体ならしを兼ねてのダイビング。与那国名物のダイナミックコースではなくゆったり潜れるポイントへ(ホワイトワールド)。実はコマツも始めてのポイント。広々としてとても明るい砂地にはテンスがいっぱいいる。沖に行くとストンと落ちてまた砂地。岩場との境にはヨスジフエダイの群れや南の海のレギュラーたち。なかなか気持ちのいい場所である。与那国にもこんなポイントがあったんだな。

ヨスジフエダイの群れ。K.T 

明るく白い砂地。K.T 

カゲにはユカタハタとか。K.T 


結局は..

1ダイブ目はやさしいポイントで気持ちいいなんていいながらも結論から言うと残りすべては西崎に入ってしまった。他のグループとの兼ね合いと言いたいところだがDSフロムウエストの配慮でうち4ダイブはイワシ単独だったから西崎好きとしか言いいようがない。(今回はイワシは6人チーム、そんで船貸切はなんだか悪い気もしたが)ひとつには昨年は気まぐれ気味だった西崎の潮流がなかなか順調で(つまり流れているということ)他に行く機会を逸してしまったといった感じもあるかな。でもこれでいいんだというみんなの顔が印象的。

ハンマーヘッドロックは間近。ギンガメアジいるかな?K.T

待ってました! ぶんながれ南の根与那国に来た実感。西崎 M.I

何回か出会ったハンマーのうちのいっぴき。トンカチ頭は写ってないけど。西崎

出会った連中

このポイントの大きな楽しみは潮流に乗ったドリフトダイブ。途中岩につかまり黒潮の強烈な流れとダイナミックな水底景観を堪能する。そして今回もバラクーダ大群、巨大イソマグロを含む編隊、ロウニンアジ、ナポレオン、ギンガメアジ、サワラ、そして26、7℃という高い水温であきらめていたハンマーヘッドも(編隊を含め)何回かあらわれてくれた。(余談だが、メンバーが帰ったあとヘロヘロ潜っていたらブルーマーリンもいた。ゴメンナサイ。でもやっぱりこの海はいろんな遭遇があってワクワクする。)

西崎ハンマーウェイで出会ったバラクーダの大群。長い時間見ることができた。 2枚ともK.T

●●


陸上もいいかんじ

天気は晴れの日、曇りの日が変わりながら。泊まったのは与那国で一番静かな集落の比川の宿。すぐ近くの浜(すごくきれいなビーチなのに観光客はゼロ)では近くの人、犬、馬が泳いでいる。ひたすら静かである。そしてこの浜には星の砂がいっぱいあることをモリムラさんがひとりで砂浜を歩いていて発見。外見に似合わない「メルヘン森村」にみなびっくり。他にも最西端の西崎灯台や久部良漁港、みんなで昼寝のカタバル浜もいい時間であった。

比川あたりの浜には星砂がいっぱい。これはカタバル浜にて。 K.T

久部良漁港で見たキハダマグロの子シビ。その後我等の腹の中へ。 K.T

今回はDSから離れた場所に宿をとり静かな時間を過ごすことができた。予定の朝食以外にも何回かは宿で自炊(寺尾さんおいしい食事をありがとうございました)したり。宿のおばちゃんにはユシドウフ、ニンニク、サシミなどの差し入れが。とってもいい島の味でした。

イワシメンバーとスタッフ君と??誰?

おわり


ツアーログ目次

Top Page

iwashi-d@divers.ne.jp