・前夜からの強烈な雨風で海は茶色くなっていました。うねりもまだ大きく予定してあった神子元遠征はアウトか?とも思いましたが出船の知らせで南伊豆に向かいました。
南伊豆ではまだ風が吹いてうねりも大きかったのですが船の大きな神子元さすがガンガン走ります。先週あたりまではハンマーヘッドがかなり出現していたとのこと、しかしその後はペースダウンしてしまったらしいです(今日の朝は久しぶりにブダイ根あたりでハンマー出現したらしいですが)。それでも1ダイブ目はカメ根(ハンマーが入る時には遭遇する確立が高いポイント)近くでのエントリーを目指しましたが波が高すぎてもっと手前でエントリーブダイ根方面に泳ぎました。2ダイブ目は三ッ根付近から流すのにおあつらえ向きの流れに乗って気持ち良くドリフトしました。水温はキーンと低かったですが透明度はかなりのもの。そんななか低空を飛ぶように流してゆくのはかなりの気持ちよさ、途中着陸?してトビエイ、マダラエイ、ネコザメなんかを見たり。そしてなにより圧倒的な数のタカベが見ごたえありました。降って、流れて、まるで川のようでした。その他モロコ、イサキ群れ、単体だけどカンパチ、それからテングダイの30匹以上の群れ、テングダイがここまで群れているのにはビックリでした。
最近の神子元はどうしてもハンマーヘッド目当てになっていますがハンマー以外でも海としてとても素晴らしいパワーを持っています。今日は海況悪化のためしばらくぶりに三ッ根あたりに入ってかえって神子元本来の魅力を思いました。あんなタカベの大群やテングダイの群れなどやはり神子元ならでは。意外と言っちゃぁなんですがかなり楽しかったです。
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