・なんだか大好きなポイントなのに久しぶりになってしまった小下田地区へ行ってきました。風向きは西寄りですが海は凪です。この時期にしては空気が澄んでいてドーンと見える富士山をバックに船は走ります。

１本目はゆるやかな潮流でした。ニザダイの大群が浮いていたり見事なタカベの群れ群れとそれを狙う巨大なマダイたち。それからマアジとそれよりちょっと大きいだけのくせしてマアジをつけねらうイナダ数匹。スズメダイ大群にイサキ大群などなかなかの魚影でした。でも水温が高くならないですね。しばらくするとやはり寒くなってしまいます。

そして２ダイブ目。潮流がすっかり速くなっていました。ブイからロープを流してそれをつかまんばかりのエントリーをして潜降です。うーん冷たい...でも南の根手前（北の根でも魚影濃かったけど）からのマアジの超群れの勢いと言ったら。「これぞ飛島沖だ！」という魚の壁と走り回るスピード感。マアジの壁が降って、湧き上がって、私たちの間に割り込みます。巨大マダイをリーダー？にした軍団もダイバーにかまわず追いかけています。西の根との間の水路もマアジでいっぱい、もちろんスズメダイ、イサキ、メジナもたっくさん、クエも何回か会えました。それから透明度はそれほどではありませんでしたが西の根から戻るときにいきなり現れる南の根のそびえたつ黒いシルエットをはじめ飛島沖らしい地形もさすがでした。

寒さとの戦いもありましたが強烈な魚影をはらいっぱい堪能できました。

実際の魚影はこんなもんじゃないのですが。。うまく撮れませんでした。

バックには富士山。海は凪。気持ちよかったです。