・ ずっと続いていた鬱陶しい雨と曇りの繰り返しから一転して良い天気となりました。気温も上昇してみんな半袖の海辺でした。本来の５月ってこんな日がよくあるはずなんですよね。そういえばウェットスーツのダイバーがずいぶんと増えました。今日は半分くらいウェットスーツ姿だったです。

さて海は、うねりが残っていました。昨日の嵐のような天気の影響が残ったのでしょう。風の影響もなく水面はざわついていないのですが外海に向いた岸には波が打ち寄せていました。とはいえ今日は初めからゆっくりマクロ系見物のリクエストで湾内のつもりだったので問題はありませんでしたが。１ダイブ目は久しぶりに弁天島です。浅場はうねりの影響があって多少揺れていますが少し潜れば大丈夫です。心配された透明度は浅場こそ濁り気味ですが砂地あたりまで行けば濁っているという印象はないくらい見えています。２本目の白崎では多少透明度は落ちましたがこちらもストレスを感じるほどではありませんでした。

いまさらですが白崎ってウミウシの類が多いんですねぇ。いつも言うのですがウチはウミウシマニアというか得意にしているわけではないのですが嫌でも（嫌なわけではありませんが）目に入ってきます。それぞれに個性があってそれはそれで（いや、もちろん）楽しいです。アオやシロなんて２キック？するごとに見かけます。今日はなぜかシロハナガサウミウシがたくさんいました。ワンキックで２匹って感じです。それから大きくて肉眼でも触覚がどれだか容易にわかるくらいのヒロウミウシや、田子で見るのにアラリウミウシ、大きくて見やすかったハナオトメウミウシ、最初はシロウミウシかと思ったクリヤイロウミウシなどでした。この時期の白崎といえばトビエイなのですが下ばかり見ていてたまにしかチェックしなかったので会えませんでした。。他にはメバルの子の群れやイセエビの子らしいのを飲み込みきれずゲコゲコしているカサゴなど。

ハナオトメウミウシ K.Toyoda

クリヤイロウミウシ　K.Toyoda