・最近多かった北西からの季節風もなく西伊豆は海も陸もおだやかです。夏〜秋のシーズンは混みそうであまり足を向けない雲見にこのところちょこちょこ行っています。
今日も雲見はダイバーも多くなくDSで出してくれるみそ汁をのんびり飲みながら潜りました。海は静かでまずは牛着岩へ。飛び込むと水底までクッキリ、水もあれ?冷たくない?自分のダイコンは15分過ぎまで21℃と出ていたくらいです。水路の三角穴から穴の中に入ります。ハタンポ、ネンブツダイの群れなんかをみながら外側へ行きます。ゆるゆると流れていたのであちこち魚群でいっぱいです。24mアーチ付近ではキビナゴの大群が走り回って迫力満点でした。視線を近くしてみればツノダシもあちこちに、ミゾレチョウチョウウオの幼魚、ハナタツは2匹、ベニイザリウオなんかも見られました。ダイバーは少なくなってきたけど海の中は魚いっぱいでまだまだ忙しそうで賑やかだなぁなんて思いながら潜っていました。
2ダイブ目は「三競」へ行きました。ここへ潜って不思議に思うのはなんでこれだけダイナミックで面白いケーブポイントが伊豆の中でも有名にならないのかなぁ?ということです。岸側にあるのでうねりがあると潜れなかったり、やはり少人数だからこそ楽しい複雑な地形だったり、ブイが設置されていないので多くのダイバーが潜るようになるとやっぱり厳しいかなとも思いますが。生物もハタンポの群れ、イタチウオもたくさん、ほとんど暗い穴の中でしか見られないスケスケのサクラテンジクダイ、穴から出るとここでもキビナゴの大群が視界いっぱいで走り回っていました。いずれにしても奥行きだけじゃなく縦(奥で水面に顔を出せたり)の変化も大きくスリルもたっぷりの楽しい地形です。ケーブもいくつもあるのでゲップが出るくらい洞窟めぐりもできそうです。(そこまでしませんでしたが) それでもたっぷりケーブを味わってきました。
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