ツアーログ2001

[7月3連休 西伊豆] 7月20日(金)〜22日(日)


・ 土肥通り崎ビーチ

・ 土肥小下田飛島沖

・ 土肥小下田サク根

・ 田子 沖根

・ 田子 弁天島


・ 7月20日(金)

土肥 通り崎ビーチ

コンディション1 : 天候 晴れ、風向南西弱 、波 ナシ、うねり ナシ、潮流レベル 1〜3(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 32℃、水温20℃〜26℃、 透明度 8〜12M

・ 3連休の初日。天気は良く日差しは強烈。もう夏全開である。海もべた凪で気持ちがいい。何故か空気は澄んでいて富士山はくっきりだし、駿河湾の対岸もよく見えている。こうなると山の緑も入道雲の白もとても色が濃くて絵の中にいるようだ。

さて、今日はイワシ2チームでビーチにそれぞれ潜りにでかける。水中は水面から水深15mあたりまでは24〜26℃もあって水は青くきれいだ。それより深くは悪くはないが冷たく暗めの潮だ。浅場の岩のあたりにはいつやってきたのかキンメモドキが群れている。砂地にはアオリイカの産卵床があり卵がたくさん産みつけられている。もちろん大きなアオリイカもよくみかける。沈船近くではグリーンのかわいいイザリウオ、沈船にはサクラダイらにまじってアカオビハナダイのオスが5匹のメスに囲まれていた。中層にはイナダの群れが通りすぎたり。帰りはスロープの波打ち際まで遊びに行って大きなカエルウオと遊んだり。今回特に浅場は明るくてあたたかくて生物も多くかなり楽しい海であった。

キンメモドキの群れ itami

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釣り用エスカを出して

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水深50cm付近で


・ 7月21日(土)

土肥 小下田飛島沖

土肥小下田 サク根

コンディション1 : 天候 晴れ、風向南西弱 、波 ナシ、うねり ナシ、潮流レベル 2〜4(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 32℃、水温29℃〜26℃、 透明度 8〜15M

・ 今日はボート組とプール&ビーチ組に分かれて潜った。ボートは凪なのでまよわず小下田地区へ。1ダイブ目は飛島沖へ。北の根〜西の根〜南の根というコースだったがいよいよ素晴らしい魚影の季節になったようだ。小さいがマアジの群れはわいてくるように現れ縦横無尽に走りまわる。タカベもそれに混じる。下にはテングダイ3匹。ニザダイ、メジナも群れて行ったり来たりで厚みを出す。根にはスズメダイ各種、キンギョハナダイの群れが覆いすごくカラフルでにぎやか。上の水が明るいの水中も暗くない。下の水は冷たかったがすごい魚影に寒さも忘れるほどであった。

2ダイブ目はサク根へ。水面はそれなりに流れている。浅い岩にエントリーし北のほうへ進む。ここもマアジの大群、イサキ、タカベ、イワシの子の大群がガンガン泳いでいる。上のほうにはメジナたちのシルエットが舞い魚影が濃い。しかし、北の先端に行くにしたがって魚が減る。北からの潮のはずだがおかしい。潮があちっからもこっちからも吹いている感じがする。水深を違えればまったく違う潮(向き、水温)が押してくる。根を登って行くと止まっていてもいろんな潮が来るのがわかる。わざわざ強く吹き上げてくる潮の場所に行って全身に流れを受けて楽しんでいるメンバーもいる。(すごく楽しかったとか..)浮上のときにフロートのひもを下に落したらそのひもが大きくS字にたわんでいた。外海の5m以深はなんとも青くてきれいな水があり黒潮を思い出させてくれた。たまにはこんなサク根(ある意味ではここらしい)もハードだが楽しい。


・ 7月22日(日)

田子 沖根

田子 弁天島

コンディション1 : 天候 晴れ、風向南西弱 、波 ナシ、うねり ナシ、潮流レベル 1〜3(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 32℃、水温29℃〜26℃、 透明度 8〜12M

・ 今日も希望により土肥班と田子班に分かれる。田子は3連休の最終日なのに珍しく混んでいる。あいかわらず天気は良く日差しは強い。1ダイブ目は外海の沖根へ。行って見るとブイにはたくさんダイバーがとりついている。マスククリアもままならず水面での自由も大変そうなダイバーをかかえて大変そうなグループも。いちおう流れも出るし水深もある外海ポイントなのに無理があるよな。きっとつらい印象ばかりになるんだろう。さて、水中は水が攪拌されたのか水面で26℃ということはなかった。10m程の根頭にはアジ、イサキ、キンギョハナダイ、ダイバーの群れがぐっちゃりでにぎやかだ。根の周りもそんなかんじだったが魚は多い。タイミングがちょっと悪かったかな。とにかく魚影はかなりのものだし透明度も悪くない。我々は少し根から離れて魚の群れの中であそばせてもらう。スズメダイやアジ、タカベの群れがダーッとやってきて囲まれたり去っていったり。こういうのもなかなか楽しい。とにかくいい季節になってきた。

2ダイブ目は平和な弁天島に。浅場に潜降しゴロタ斜面を下り砂地へ行く。土肥のビーチ同様ハナハゼが多くなっている。砂イソギンチャクにはアカホシカクレエビが数匹ヒラヒラしている。大きな岩にはソフトコーラルが彩りクロホシイシモチはペアーになりオスの口の中には金色になってきた卵が見えている。途中かなり大きなウシエイが横切ったりも。ゴロタ斜面にはネンブツダイなんかがずっと覆っていて静かでにぎやかな水中であった。

ぐちゃぐちゃ DB Izumi

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こっち見るなよ DB Izumi


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