・　フトネ

・突然出来て、伊豆諸島のすぐ南を通過して行った台風１１号。あまり大きくないとは言え影響はしっかり届きました。

今日は荒れることもありえるので湾内もある田子に行きました。今回の台風のコースから期待？した北東の風はほとんど吹かず。風波はないのですがうねりはさすが台風と思わせるもの。雲見あたりが潜るのが厳しかったらしくて田子はかなりの賑わいでした。

フトネでは根頭ではかなりの揺れ幅でした。ロープで伝って潜降、ヒョイヒョイ根頭を過ぎて水深１５より下の水深へ移動すればたいして揺られずに済みました。

魚はさすがのフトネ。透明度は中層は８ｍくらいと今ひとつですがマアジ、スズメダイ、タカベ,メジナなど魚はいっぱいです。揺れの為かどうかわかりませんが魚は密集というよりやや大きく群れています。でも終盤に始まったイワシ大群運動会はすごかったです。そこへソーダガツオの群れがつっこみバンバン逃げ惑います。私たちはその群れの真っ只中に浮いて右に左に振り返ります。（でも速すぎて振り返りが追いつきません）凄かったです。

２本目は静かな湾内にしましょうと白崎へ。潜降してビックリ、濁ってます…久しぶりの感じってくらいの濁りっぷりです。たぶんたまにある短時間の大雨が運んだ土砂が堆積し、ところどころ濁ったエリアをつくっているようです。その下では視界も良くなりますが水温が低くて寒くなります。そんな中トビエイ、マダイ、スズメダイの群れなどと名物エダサンゴ群生を見てきました。エダサンゴの中にはトノサマダイの子も見られました。これから南からチョウチョウウオの子供が流れ着くことでしょう。

フトネのメジナとスズメダイの群れ

枝サンゴの中のトノサマダイ子 Toyoda