Akinoshima

一昨年のモルディブ、昨年のランギロアと行ってきた1月のツアー、今年はインドネシア バリ島ツアーとなりました。

昨年夏前後の燃料高騰で旅行費用が高くなったことで当初の希望のタヒチもモルディブもちょいとキビシイ状態。

そんな中、比較的行きやすいでバリ島が浮上してきたのでした。

ただ、この時期のバリ島は雨季。

雨季は基本的には朝夕にザーッと雨が降る程度らしいのですが、たまに大雨になることもあるよう。けっこう心配でもありました。

でもオフシーズンののんびりさ具合も捨てがたい!

はたして今回、ホテルも飛行機も人だらけって言うこともありませんでした。

帰りの飛行機(夜中のフライト)も皆さん空いている席(いえ列ですね)に移動してバッチリ横になって寝てこられました。

快適でした!

心配された天気もほとんど雨に影響されることも無く快適な日々を過ごすことが出来ました!


今回の日程は2ヶ所で滞在することとしました。

トランバン(トランベン)&サヌール

トランバンではすぐ近くでビーチダイビングを2日間、サヌールではボートでヌサペニダ島へ走ってのボートダイビングを2日間。

最初は空港から車で2時間半程度走ったところにあるトランバン。

空港を出発したときはまだ夕方で明るかったのですがホテルに到着したときにはすっかり夜になっていました。

宿泊はトランバンのミンピリゾート。そこでまず3泊しました。

ミンピリゾートの客室   Akinoshima
部屋が点在しています。  Akinoshima

リゾートの裏には3000m級のアグン山が  Akinoshima

ミンピ トランバンはビーチの目の前にあるリゾート。波の音がいつも聞こえていました。

豪華リゾートって範疇ではないのかもしれませんが、必要なものはちゃんと揃っている快適なホテルです。

それから食べ物もけっこう美味しくて楽しめました!

しかも、その安さはうれしくなります。

部屋の入り口  K.Kobori

レストラン
レストランの前にはプール  Y.Katayanagi

ミンピでの朝ごはん Y.Katayanagi

ロギング中?

リゾートの前の海   Akinoshima
テーブルの近くにはいつもネコ Akinoshima

目の前はビーチと言っても白い砂ではなく小さいゴロタ石のビーチです。

雰囲気はかなり伊豆っぽい(笑)


トランバンではこういうゴロタ浜から

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トランバンでダイビング

トランバンではビーチエントリーで潜りました。

ミンピで頼めばポーターがタンクなどを頭に乗せて運んでくれるようです。

私たちは車でまとめて運んでもらいました。

海の中光景ももかなりの伊豆っぽさ。。

エントリーするあたりは黄金崎ビーチや大瀬崎の岬とかの雰囲気と言う感じでしょうか。

水中は黒っぽい砂地の斜面です。これまた伊豆っぽい(笑)

Akinoshima

クダゴンベ      K.Kobori
K.Kobori

光景は派手ではなくとも魚種はいっぱい数もたくさん

いや〜楽しいですよ。

メンバーの皆さん、あっちこっちで写真撮りまくりです。

うちのツアーはどうも流れが速かったりでイケイケダイビングになりがちですが、今回のバリ島ツアーは皆さん生物をジックリいっぱい見ることが出来ました。

海から上がってきてから「あれはなんだ?こりゃなあに?」と とっても楽しそうでした。

ガーデンイール

ピグミーシーホース
タカサゴ?アジ?
沈船の中
けっこう広い場所も

のんびりダイビングではあるのですが生物は実に色々。

小さなピグミーシーホースやハゼなどから巨大バラクーダ、大きなコクハンアラ、さらにはパラオやモルディブにも引けをとらないギンガメアジの渦まで。

なんでもあり状態ですね!

巨大バラクーダ      K.Kobori
迫力満点      M.Matsunaga

沈船(リバティー号)のギンガメアジはいやいや見事な大群でした!

Akinoshima
Akinoshima

M.Matsunaga

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ダイビングの合間

ダイビング1日目は沈船で潜りましたが、2日目はミンピリゾートのすぐ近くのポイントで潜りました。

ドロップオフとハウスリーフ。

ドロップオフは泳いでゆくとどんどん落差が出てきて生物も多くなります。インドネシアならではのエバンス(ハナゴイの仲間)や沖側を通るウメイロモドキやハナタカサゴに見とれます。

ビーチエントリーでありながらアケボノハゼアオマスクも見られるってなんだかありがたいようなありがたくないような。

この日2本目はホテル前でエントリー K.Kobori

カンブリブダイ

ハナビラクマノミ   Akinoshima

 ヤノダテハゼ      K.Kobori
  伊豆でもおなじみヒレネジ  M.Matsunaga

アケボノハゼ    M.Matsunaga
アオマスク    M.Matsunaga

ハウスリーフはエントリーしてしばらくはメチャメチャ大瀬崎っぽい水底から。

おもわず錯覚しちゃって困りました…

ところが

ここのサンゴのきれいでリッチなことにはビックリです。

沖縄あたりでサンゴが厳しい場所が多いようですがバリ島がこんなに見事なサンゴって。。

それから、ここではやたらとハナヒゲウツボが見られます。

ハナヒゲらし青い奴なら通りすがりで4個体。他のメンバーの人たちもそれぞれ別の個体を見ていたかも。

他にも黄色いヤツや黒い子も見ることが出来ました。

ハナヒゲウツボ
黄色バージョンのハナヒゲ   Akinoshima

サンゴは実に見事でした。   ミンピ前

ムスジコショウダイ  Y.Katayanagi
アオスジテンジクダイ Y.Katayanagi

ホホスジタルミの幼魚   Akinoshima

アジの仲間が大群で

カクレクマノミ     K.Kobori
日本にはいないスパインチーク K.Kobori

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ウミウシ

私たち、とくにウミウシファンと言うわけでもないのですがそれでもたくさん目に入ってきました。

これまた通りすがりでいろんなウミウシに出会いました。

その気で探したらめちゃくちゃいるのでしょうね。

なにしろきれいなのでいっぱいいるウミウシには楽しませてもらえました。

K,Kobori

Akinoshima

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マッサージ

ミンピリゾートではマッサージを頼むこともできます。専用のマッサージルームもあるようです。

それとは別に、近所の人たち(女の子、たまに女の人)が声をかけてきます。

「マッサージ、キモチいいよ」

さっそくメンバーのお1人が交渉していました。

私はフーンくらいに思っていたのですが、次第に気も引かれて値段も安いしおもわずやってもらうことにしました。

15万ルピア だったかな。

日本円なら約1,200円。

Akiくんは若い女の子にマッサージしてもらっていたはずなのにいつのまにかオッカサンみたいな人に代わっていました。

なぜでしょうね??

自分は最後まで代わることはありませんでした。

(別にいかがわしい内容のマッサージではありませんが)

満足、満足

お部屋入り口  M.Matsunaga
マッサージ中  M.Matsunaga

安くて美味しい食べ物

ミンピ トランバンではホテルの中のレストランで食べても安かったです。

3回の晩御飯と飲み物、最後の精算では2,000円程度。

しかもナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼きそば)焼き鳥、えびせん などに日本人には美味しく感じられる料理です。

ワタクシゴトながらナシゴレンはかなり気に入っていました!

ナシチャンプル     K.Kobori
K.Kobori

ミーゴレン インドネシア風焼きそば Akinoshima

ランブータン 中身はライチに似ています Akinoshima

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ヌサペニダ

ダイビング3日目はミンピトランバンを朝にチェックアウト後、出発して次の宿泊地サヌールへの途中パダンバイからボートダイビングの出港となりました。

目的地はヌサ.ペニダ。(ヌサは島って意味らしい)

パダンバイの港にあった商店

こんな商店があちこちにあります。
フルーツもいっぱい

3日目はこの船でダイビング  M.Matsunaga

ヌサペニダ島   Y.Katayanagi

ヌサペニダは日本の夏にあたる頃にはマンボウとの遭遇率が高く多くのダイバーが訪れるとのこと。

ハナからそういう狙いの無い今回は割りとお気楽状態。こちらもサンゴが見事。

ゆるやかな潮流の乗りながらたっぷり潜りました。

サンゴはかなり豊富   Akinoshima
きれい、アカネハナゴイ   Akinoshima

ヤマブキハゼ かな    T.Kato

ケショウフグ      T.Kato
ヨスジフエダイ     T.Kato

サンゴのポイントをたっぷり潜ることが出来ました。

ピンクスクワットロブスター
何を撮っていたのかな?

やはりサンゴはきれい
キンギョハナダイが舞います

すべてのダイビングが終わって


サヌール

今回5泊したうち後ろの2泊はサヌールのTAMUKAMIというホテルに泊まりました。

さっそくサヌールの街を歩いてみました。

ビーチにはおみやげ物やが並んでいます。

1本入った通りにもレストランやおみやげ物やが並びます。

人通りはそれなり、と思ったのですが後に行った西海岸側の人の多さに比べたらサヌールの静かさがよーくわかりました。

しかも、サヌールではあまり日本人もいませんでした。ホテルでもほぼ見ませんでした。

有名なクタビーチなどバリ島のイメージはああいった賑やかさと共ありました。

ちなみにサヌールでも何人かのメンバーの人たちとマッサージに行ってきました。

さすがに街のマッサージ、ビル風の建物で値段は約3,000円。

サヌールのTAMUKAMIホテルの入り口
サヌールの街を歩いています。

ディナー!    Y.Katayanagi
サヌールの海岸通り   Y.Katayanagi

バリ島での最後の昼食    K.Kobori

フルーツはいつも付いていました。  T.Kato

TAMUKAMI ホテルの中庭
中庭のプールにて

陸上も楽しいバリ島。

もちろん観光もしてきました。

インドネシアで有名なバティック染めのお店にも行ってきました。

この染物は工程で蝋で模様を書いて何度も染めたりするんですね。

ロウで模様を書いてます。   T.Kato
ここから染めるのかな M.Matsunaga

柄のパターン  Y.Katayanagi

もちろん踊りも

正直言って伝統舞踊はそれほど楽しいものとも思っていませんでした。

とりあえず見ておきましょう、って感じで見に行きました。

まずは夕方から始まるケチャックダンス

始まって数分で「あ〜、これから1時間は辛いかも…」

でも、次第に引き込まれちゃいました。

単調なリズムと思いきや、どんどん変化もするのですが、ずっと同じようなリズムを(声で)刻む人も。

ちょっとやそっとの練習では出来ないであろう内容です。

今では観光用のショーなのでしょうが、迫力もたっぷりありました。

終わってみればまったく飽きない1時間でした!

また見たい!かも。

ケチャックダンス

最終日はダイビングは無いので朝から踊りを見に行きました。

朝はバロンダンスが見られるとのことでした。

バリ島らしい音楽をバックに獅子舞みたいのやら女の人やらサルやらがでてきます。

けっこう笑いの場面もあるんです。

それにしても女の人の踊りはスゴイです。

手や体の動きもすごいけど「あの目」は見とれるしかありませんでした…

   バロンダンス    K.Kobori

獅子舞、みたいの   T.Kato


棚田 バリ島らしい風景 Y.Katayanagi

..

お疲れ様でした!!

バリ島の味わいの濃さにドップリでした。

海も陸もとっても楽しかったですね。

旅はやっぱりいいですね!

またご一緒しましょうね!!


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