ダイブログ2001

[黄金崎、土肥] 10月27日(土)、28日(日)


・ 10月27日(土) 

黄金崎ビーチ

コンディション1 : 天候晴れ、風向 北東 、波 なし、うねり なし、潮流レベル 0〜(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 21℃、水温21℃〜22℃、 透明度 8〜15M

・朝、湘南を走っていると海岸にはうねりが入っていた。風は北東でまたしても東伊豆は波が高そうだ。こんな日は西伊豆が混むことが多い。西伊豆はまったくの凪、黄金崎に着いたときはまだ人は多くない。東名高速が渋滞だったようであとから到着が遅れているらしいがやはり混むようだ。ダイバーが多くないうちに潜ったほうがよさそうということでサクサクと準備してエントリー。水は岸側は多少白濁りしているが悪くない。少し出るときれいな水になる。この時期はなんといっても南の生物が多くいちばんにぎやかな水中である。天気は良いので白い砂地が明るい。

ウミテング、2匹が寄り添う大きなイロイザリウオ、ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、カゲロウカクレエビ、極小クマドリイザリウオ、今年は多いツノダシ、やはり多いミツボシクロスズメ、クマノミ、クロホシイシモチ、ダツなどなど。マクロのカメラを持ったメンバーは1時間くらい潜っても時間が足りないくらいフォトジェニックな生物がいっぱいだった。ただ、時間がたつにつれ水中にはダイバーが多くなった。この楽しい状況を満喫するのは土曜日の朝一番か平日がよさそうである。それにしてもこの時期のビーチはやはり楽しい。

ヒレナガネジリンボウ itami


・ 10月28日(日) 

土肥

1.飛島沖PartU(ボート)

2.通り崎湾内(ビーチ)

コンディション1 : 天候  雨、風向 北東のち南西 、波 なし〜中、うねり 小、潮流レベル 1〜3(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 19℃、水温21℃〜22℃、 透明度 10〜15M(ビーチは6〜8)

・天気予報はどんどん悪くなり結局は朝から雨。それでも東伊豆で潜れなかったダイバーもやってきてけっこう混んでいる。風が変わる前にボートで小下田へ行ってしまおう。他チームと相乗りだったので飛島沖の「U」へ行くことに。流れは弱い。もうすでに多くのダイバーがエントリーしている。期間限定なので集中しているようだ。エントリーし「U」エリアは通り過ぎイサキの群れの中をつっきり南の根へ。もうここには他のダイバーはいない。マアジの群れ、ニザダイ、メジナはいつもと同じ。ここのところ目立つスズメダイ(含、キホシ、マツバ)の群れが強烈な大群だ。つつまれると前が見えないほどである。ワラサも数匹通り過ぎるし、クエもちらっと見えたりする。そこからやはり魚影の濃い西の根経由「U」エリアに戻る。船に上がると風が変わり始めたようだ。波はまだ高くないうちに帰ることができた。2ダイブ目はそんなわけで小下田は荒れると考えビーチに変更した。(午後から小下田地区は欠航になったらしい)残念ながら多くのダイバーが潜ったあとのビーチではネジリンボウなどハゼ類の多くは引っ込んでいた。沈船のアカオビハナダイのハーレムは元気である。ミツボシクロスズメはここでも多い。多分これからの時期はダイバーも目に見えて減っていくのだろう。静かな海辺とにぎやかな水中が楽しめるかな。今日は昨日とうってかわっての雨模様でメンバーの皆様お疲れ様でした。


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