ダイブログ2001

[土 肥、大瀬崎] 12月8日(土)、9日(日)


・ 12月8日(土) 土肥 通り崎ビーチ

・ コンディション1 : 天候晴れ、風向 北東のち西 、波 なし、うねり なし、潮流レベル0〜(弱←1・・・10→強)

・ コンディション2 : 気温 14℃、水温17.3℃〜18℃、 透明度 8〜15M

すっかり冬型の気圧配置になり関東はすっきりした青空。さすがに朝晩は寒いし日中でも風があるとけっこう寒い。でも澄んだ空気で雪を被った富士山もドーンと見えている。海はどうも今年は水温の下がりがはやくもういかにも伊豆の冬の海っぽく17℃を切ろうかというところ。そのぶん水はきれいになり天気のいいこの時期は特に浅場は光もよく入りキラキラしている。

南の生物は減ってきたがまだがんばっている。ツバメウオ幼魚、ミツボシクロスズメたち。冬の常連のクロサギの群れ、マトウダイ、それからイッテンアカタチのコロニーに静かに近づくとみんな穴から全身を出しユラユラ踊っている。その他イバラダツに加えタカクラダツもあらわれた。マツカサウオ幼魚、クロホシイシモチの群れ、アカオビハナダイ♂♀、など楽しい水中であった。

夜はイワシハウスでキムチ鍋をみんなでつつき、思い思いにイワシ温泉に。そんな季節になってしまったようだ。

ツバメウオ若魚

イバラダツ

タカクラダツ


・ 12月9日(日) 大瀬崎湾内

コンディション1 : 天候晴れ、風向北東のち西 、波 なし、うねり なし、潮流レベル 1〜(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 13℃、水温16.7℃〜17.6℃、 透明度 10〜12M

・この日もすばらしい青空。より富士山が近くに見える大瀬崎。まだ意外とダイバーも多い。水はここもきれいで気持ちの良い光景。湾内のマンボウ前にエントリーする。クロホシイシモチの群れ、メジナ若魚の群れ、ガラスハゼ多数、ウミテング。石垣付近にはコガネスズメダイ、スズメダイの群れ、キンギョハナダイなどかなりの数でカラフル。砂地にはあちこちにハナハゼがコロニーを作る。水面付近にはイワシの群れ、ボラの群れ。などなど

水温はついに16℃台まで下がってしまったが寒さ対策さえできれば伊豆の海はもっとも平和で楽しい姿を見せてくれる時期のように思う。人も少なく水は安定してきれい。空気が澄むのであたりの景色も楽しい。毎年くるこの季節はまた本来は田舎である伊豆の海を実感させてくれる。

ウミテング Etsuko Nemoto

雪を冠す富士山をバックに


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