イワシD ダイブログ 2010

2010/8/29(日  銭 洲 (ボート)
天候 晴れ 気温 31℃ 水温 21〜28℃ 透明度 10〜25
風向 南西 海況 良好 潮流 2〜3
・ ダルマ
・ 浅根
・ ネープルス カド

・とっても久しぶりの銭洲遠征。

今回はなんと土肥発着での銭洲です。

銭洲とは、伊豆諸島の中にある無人の岩礁域。釣り人にはあまりに有名な海域。名前の由来は魚が良く釣れ銭になるから、と言われています。

土肥には銭洲での釣り船としては伊豆でも屈指の「とび島丸」さんがあります。そのとび島丸から土肥のダイビングの受付役である「THE101」に銭洲(元の話はイナンバ島)にダイビングしに行く?との話がありました。

そのお話、101の支配人のクスミさんからウチにお誘いがあったのが今回。「オタク暇そうね、なんなら一緒に行く?」(実は昨年も計画はあったのですが、悪天候で断念)

夏の週末と言うのに、その手の遠征話にはすぐに飛びついてしまうウチの性格を見抜かれていたようで。。

そんな訳で101メンバーの皆さんとのコラボツアーとなりました。

ある意味、実験的遠征、公募することもしませんでした。というより、すぐに定員になった面もありましたが。

これまでも、豆南、トカラ、薩南とポイントでは無い海にさんざんトライしてきたとは言え、初めて組む船とのダイビングは見えない部分もいっぱい。何度も船長や社長と打ち合わせをしました。

季節になれば週に何回も銭洲に行き、銭洲の海を知り尽くす「とび島丸」さん。銭洲までの航行、海の情報はバッチリです。


出港は夜1時、イワシハウスから歩いて数分、土肥漁港からです。 itami

乗船前に船の説明をしてもらいます。夜の航行について、設備のことなど。   Matsui


海から太陽が上がってきます。   Matsui

銭洲到着は朝5時過ぎ。写真はダルマ。 aki

到着後、目指すは朝飯前の6時ダルマにエントリー。

他の釣り船が来る前に潜りましょう。

太陽が昇る頃の大ダルマ     itami

飛び込むと浅場はブルー、下はちょい暗いかな。

潮の当たるあたりには魚が群れます。 aki

ダルマでは大きなカンパチやタカベの大群、

イシガキダイいっぱい。さすが銭洲です。 aki

銭洲と言えばやっぱりカンパチ!? aki

カメも登場    Yoshimura

ツムブリもやってきました。     aki

安全停止中!          aki

Matsui

2本目は隠れ根にエントリー。水も青い! aki
カンパチたちがくっついてきます。  aki

銭洲はシラコダイが凄い数で群れています。aki

地味目なシラコダイもここまで群れるとさすがに見とれます。

しかも人を見ると集まってきたりします。

20mより浅ければ抜群の青い水。気持ちいい!


関東の秘境、銭洲が目の前に
休憩時間にはスキンダイビングもしました。

天気も最高、海遊びで満腹の1日でした!

後ろはヒラッタイ岩礁       itami

     aki


3本目はネープルスカドの岩際。メジナたちが群れます。
ムロアジの群れが走ります。ムロが来るとカンパチとかの期待もしちゃいます。 aki

シマアジの大群がやってきました。  aki

突然やってきたシマアジの大群。ダイバーを恐れずにさんざんグルグルして行ってくれました!!

魚たちで隣のダイバーが見えなくなります。

動画はこちら


第十八とび島丸  19トン

銭洲&藺灘波(イナンバ)遠征船

イワシダイバーズの初期には何回かトライした銭洲。

海の中はナメモンガラやウメイロ、タカサゴなど伊豆の海では見ることがほとんど無い魚たちが普通に見られました。

それから、潮も速くなくまったり銭洲の海を楽しむことができました。

今回は久しぶりの銭洲遠征となりましたが、以前トライしていた当時と違うところは地元の土肥からの出港、そして、連れて行ってくれた銭洲のスペシャリストの土肥の「とび島丸」さんと打ち合わせをたくさんできたこと。

悪天候で遠征が欠航になったりしても土肥で他のダイビングに簡単に切り替えられる気の楽さ。

この遠征は夜行日帰りの遠征ですが、「こんな快適な寝床(エアコンも効いてます)で寝れるなんて(涙)」の声も。

決して潜るのに簡単では無い海域でのダイビングですが、準備をしてトライをすればきっと楽しめるはず。

銭洲も(そのうちイナンバも)イワシDの豆南やトカラ列島、薩南海域など野生の海リストに加わりましたね。

次は本格始動かな。

101のクスミさん、またよろしくお願いします!

土肥漁港に帰ってきて集合写真。

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iwashi-d@divers.ne.jp

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