伊豆半島は巨大な島である。東に西に南伊豆。それぞれに個性豊かな海がある。黒潮の影響を色濃く受ける豊穣な海。南と北の双方の生物たちが交差する海。富士火山帯がつくるダイナミックな地形。そして日本そのもののような四季。たまには南国の海でのダイビングもいいけれど いつもの海に帰ると安心してしまう。こんな海を東京、横浜から日帰りや1泊で楽しめるのはなんて幸せなことだろう。 |
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では、伊豆の海で印象に残ったシーンのいくつかを見てください。 |
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写真 : 細田健太郎 文章 : イワシダイバーズ |
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アジ、イサキ、タカベ、キビナゴなどが大きな群をつくる。そして、我々ダイバーの目前を縦横無尽に走り回る。圧倒的な魚影とスピード感は夏〜秋の伊豆では当たり前に見ることのできる光景だ。それなりに各地の海も見てきたがこの迫力は伊豆が一番だと思うことがよくある。 |
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00 | 伊豆は黒潮の影響をつよく受ける。ダイバーなんて海のほんのわずかしか見ることができない。しかし黒潮のおかげでじつに様々な生き物と遭遇できる。1999にはしばらく伊豆の各地で見られたマンボウたち。黒潮に乗ってやってきたのだろうか。春から夏の風物詩とはいえいつも遭えるとは限らない。こんな遭遇があるからダイビングは楽しいのだ。 |
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