ツアーログ2000

[西伊豆] 8月17日(木)〜21日(月)

8/17

1.土肥 八木沢離れ島 (ボート) 2.小下田 鷹ノ巣

8/18

1.土肥 飛島沖 (ボート) 2.通り崎湾内 (ビーチ)

8/19

A) 1.雲見 タケノコ (ボート) 2.雲見 牛着岩 (ボート)

B) 1.土肥 通り崎湾内 (ビーチ) 2.土肥 八木沢漁礁 (ボート)

8/20

1.土肥 飛島沖 (ボート) 2.土肥小下田 サク根 (ボート)

8/21

1.田子 太根(沖根) (ボート) 2.弁天島 (ボート)


今年の夏休み西伊豆シリーズもいろいろなメンバーが入れ替わりながら潜っていった。8月からスタートしたクラブハウスを利用しながらなので夜着や延泊や飛び入りもあり自由感のある西伊豆シリーズとなった。

お天気は17日あたりから安定し、夏らしい暑さ。水温も上昇し下のほうでも24℃ほど(上は25〜26℃)になった。海は凪で魚もグングン増えて伊豆の夏〜秋の海らしさ満開近しと言った感じ。

18、19、20日は土肥の花火大会。クラブハウスから徒歩1〜2分で特等席?。なんか朝から夜まで夏を満喫してしまった。

尚、ログは今回はまとめたり、省略(これを書いているのはコマツで、潜った分は書けるけどってなわけで)したりになってしまう。


・ 8月19日(土)

ポイント1 : 雲見 タケノコ(外海ボート)

ポイント2 : 雲見 牛着岩 (ボート)

コンディション1 : 天候 晴れ、風向 東より 、波 無し、うねり 無し、潮流レベル 4〜7 (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 32℃、水温23℃〜26℃、 透明度 15〜20M

ダイビング : 潜水時間 31分、最大水深 28M、平均水深 19M

・ プール遊びやスキルアップのため土肥にいることが多かったが、今日のチームAは雲見にやってきた。クラブハウスからなのでスタートが楽々早くでき、雲見に到着したときはまだそれほど人は多くない。ダイビングはさっそく外海へ。予定では沖の根だったが他の船が留まっていたので隣の「タケノコ」にする。潮流はかなり速いがブイまでのガイドロープを引いてもらい問題なくエントリー。水はなかなか良い。根の潮上に回るとマアジ、イサキ、その向こうにタカベのそれぞれ大群が潮に舞っている。当然サクラダイ、キンギョハナダイ、スズメダイもぐっちゃりだ。メジナ群れや特大アオブダイ、モロコ×2もいてすごい魚影だ。この根は岸からけっこう離れた隠れ根で水深も深めだが深い水底から見事に立ちあがっておりほんとうに楽しいポイントである。水もきれいだし、天気はいいし、海は凪だし。2ダイブ目は牛着岩に潜って雲見らしい迷路のような穴、穴を満喫した。


・ 8月20日(日)

ポイント1土肥 小下田 飛島沖 (ボート)

ポイント2土肥 小下田 サク根 (ボート)

コンディション1 : 天候 晴れ、風向 南西、波 小、うねり 小、潮流 レベル 2〜3(弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 32℃、水温24.5℃〜26℃、 透明度 8〜15M

・ 今日は土肥でボートである。コンディションもいいし、こうなれば小下田地区でガンガン攻めよう。小下田はいわずと知れた西伊豆でも有数のダイナミックポイントを持つエリアだ。1ダイブ目はいくつかの大きな根がおもしろい飛島沖に。エントリーする時には珍しく潮流がほとんどない。しかし、潜ってみると根の間にマアジの群れが走りまくっている。根はそれぞれ水深25〜40m付近から7〜15mまで一気に立ちあがっている。ソフトコーラルもびっしりはりつき、根付きのネンブツダイやスズメダイの大群も見事だ。そんな大群に飲み込まれるようにしながら中層を泳ぎ根を渡って行く。イサキ、マアジの大群も沸き上がったり降ったりしている。根の近くには特大マダイ、コロダイ、アオブダイがいるし、トビエイも飛んでいったりしている。素晴らしい魚影であった。

2ダイブ目は恋人岬の先端の沖にあるサク根へ。ここは一周するのはチト苦しいかなといった大きさの巨大な根である。北側は一気に−70mまで落ち込む。ここは常に潮が当たり、少しだけ顔を出す洗岩が荒っぽさを感じさせる。ここには潜降用のブイは無い。普通は−6mあたりの浅瀬にアンカーを打つのだが今日は水も悪くないし、メンバーのスキルも揃っている。船も信頼できる船長さんなので、おいしい北側のちょっと登ったあたりに一発でエントリー側潜降。根に向かうが潜降途中スズメダイの壁で前が見えない。かまわず突っ込むといきなり岩肌が見えてくる。こちらは飛島(マアジの群れが中心)と違ってイサキの群れが中心だ。十字X攻撃のように縦横無尽に走りまわる。根の北の端に行く途中でいつもスジハナダイがいるところへ。ぐっちゃりサクラダイの群れの中にやっぱりいる。10数年前の開放当初からいつもいる。根の先端はやっぱり魚影が濃い。マアジやタカベも群れで走っている。またもやトビエイがいるがあっさり通りすぎて行く。魚達がかもしだすスピード感と充実感を感じながら浮上へ。フリー浮上は特に夏場は前もろくに見ないでチャラチャラボートを走らせる連中がいるので注意深く。ああ楽しかった。


・8/21(月)

・ポイント1:田子 太根(沖根) (外海ボート)

・ポイント2:田子 弁天島 (ボート)

・コンディション1 天気 晴れ 風向き:南西弱、うねり無し、潮流小

・コンディション2 気温32℃、水温24.7〜26℃ 透明度:8〜12m

・朝起きると結構な雨。夏休みは昨日の日曜日までの人がほとんどだろう。イワシDでも今日はついにメンバーは1人。スタッフは私とオバア。なんとのんきな。雨は次第にやんで、晴れ間も出てきた。田子もダイバーはまばらで静かないい感じ。魚影が濃くなってきたのでやっぱり外海系は外せない。1ダイブ目は太根へ。この根がまたおあつらえ向きの根なのである。潮の通りが良く、根の立ちあがり方もおあつらえ向き。いちばん頭は−10mくらい(下は−30mを超える。)根の頭にはキンギョハナダイがぐっちゃり。ちょっと降りるとサクラダイに。その中に混じってスジハナダイがしかも婚姻色だ。ここもやっぱりスズメダイの大群が壁のよう。雲見や小下田にも負けず劣らずマアジ、イサキの大群が走りまくってスピード感も申し分無し。外海系特有の大きなアオブダイやマダイも。ハマフエフキや大コロダイの姿も。少し根から離れてみたらタカベの大群が玉のようになって右往左往している。その中から突然1mを超していそうなカンパチが飛び出す。なんか盛り上がっちゃうな。やっぱりこの季節らしい楽しさが満載の1ダイブであった。

2ダイブ目は一応内海の弁天島に。エントリーは水深4mくらいのゴロタの水底。光が差し込んできれい。そこから斜面をおりて砂地に行くとハナハゼがいっぱい。砂に埋もれて隠れているサカタザメもいた。またゴロタの斜面に戻りマクロの目になり大きな岩に付いている腔腸類を見てまわる。何種類かのウミウシやイセエビやヘンなウツボを見つけて喜んだり。天気も良くなったし、人数は少ないし(トホホ)すっかりのんびりムードになってしまった。


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