ツアーログ2000

[土肥未解放ポイント] 10月7日(土)、8日(日)

1.飛島沖〜U (ボート)

2.蔵合わせ (ボート)

3.蔵合わせ (ボート)

4.蔵合わせ (ボート)

5.飛島沖〜U (ボート)

6.飛島沖PartU (ボート)


No.1、5、6

・ 10月7日(土)、8日(日)

ポイント : 飛島沖〜飛島沖U(ボート)

コンディション1 : 天候 ―、風向北東、波 なし、うねり なし、潮流レベル (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 24℃、水温24℃〜24.5℃、 透明度 7〜10M

・ 10月の週末は土肥の限定ポイント開放イベントである。土肥唯一のダイビング施設の101はこのイベントのためかかなりの賑わい。普段よりもやはりボートダイビングをする人が多いようだ。今週潜ることのできる限定ポイントは「飛島沖PartU」「蔵合わせ」「米崎沖」である。もっとも米崎沖ポイントについては小下田地区らしいダイナミックさを感じるポイントではないので(あくまで私の印象だが)他の2つのポイントを潜ることにする。

さて、1ダイブ目は飛島沖に。この日は人数も少なく他のグループに後から同船させてもらったのでそちらの意向に合わせる。目玉としては「飛島沖U」なのだが と思うところだがうちではUまで当然遊びに行っちゃうので問題ナンモなし。かえって、船が何隻も来なくてこっちのほうがいいくらいだ。さて、ダイビングだが北東の風なので海はフラット、まったく静か。流れもごくゆるい。飛島沖の北の根にロープ伝いに潜降する。水は浮遊物があるが天気がいいので水が悪い感じはしない。北の根にはキンギョハナダイ、スズメダイの群れがあいかわらずついている。サメ穴を通過し、西の根に向かう。ここからが一応Uのエリアということになる。この三角にとがって見える根は魚が濃くてキンギョハナダイ、スズメダイ、ネンブツダイが大群をつくり、はなれてイサキの群れがいる。カンパチの群れもいたがあまり愛想はない。みごとなソフトコーラルをみながらUのブイ付近まで行き次は中層を南の根へ。根頭水深10mまで立ち上がった南の根は西の根方面からアクセスするとその巨大な眼前にたち上がる根は迫力満点である。船にはうち合わせしてある通り南の根でまとまって浮上。

8日(日)の2ダイブ目、(別チームはイタミが)も飛島沖へ。この日は天気は曇りで多少水中は暗かったかな。今日はUもすべて見るつもりなので空いている飛島沖の北の根のブイでエントリーして船にはUのブイで待っていてもらうことにした。コースは北の根、南の根、西の根〜PartUの南の先端をまわるコース。走る魚たちの群れは少なかったがサクラダイやスズメダイなどの魚影はあいかわらずである。水深20mより下は水も悪くない。飛島沖付近らしい巨大な根を点々とまわりダイナミックな地形を味わう。やはり人があまり入っていない海はあきらかに雰囲気が違うようだ。ダイバーは海にとっては迷惑なんだとまた考える。

今回イワシDにしては人数が多く、2チームに分けたのでイタミ班も飛島沖Uに潜った。内容はイタミにきかなくちゃ。


No.2、3、4

・ 10月7日(土)、8日(日)

ポイント蔵合わせ(ボート)

コンディション1 : 天候 ―、風向 北東、波 無し、うねり 無、潮流 レベル (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 ―℃、水温24前後、 透明度 7〜10M

・もうひとつの限定開放ポイント。ここはおわんのような根の形で40〜50mの水底から根頭22mまでたち上がる。根の頭で20メートルを超えるので平均深度が深くなるため時間は短めになってしまう。場所的には飛島沖ポイントより宇久須の湾寄りにある。ロープで潜降し、潮上に行ってみるといいサイズのイサキの群れが降るように目の前を通る。おわんのような根にくっついた岩との間には亀裂がありチョット深いが通ることができる。ソフトコーラルやムチヤギがびっしりとあり、なかなか幻想的だ。おもわず下まで行ってみたくなる。日曜日ももういつ潜れるかわからないポイントを当然潜った。

今年はここまで黒潮が八丈島の南に蛇行し伊豆に接近はしていない。8月中旬までは水温も低いことが多かった。この限定ポイントも9月の下見の時の方が魚影は濃かったかもしれない。例年なら10月も抜群の魚影や20mを超す透明度が続くのだが..毎年違うからまた潜るのが楽しみになるのだろう。しかし、今年の秋もこのあたりでニタリ(2〜3mのオナガザメの仲間)や船上からはハンマーヘッドシャークが目撃されている。まったくもって予想がつかない。これからだってどう変化するかわかったものではない。まあ、今回だって小下田らしいダイナミックな地形と手付かずの水底は十分楽しかった。


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