ツアーログ2000

[土肥未解放ポイント] 10月21日(土)、22日(日)

1.ハサミ島沖の根 (ボート)

2.飛島沖PartU (ボート)

3.飛島沖PartU (ボート)

4.飛島沖PartU (ボート)


No.1

・ 10月21日(土)

ポイントハサミ島沖の根(ボート)

コンディション1 : 天候 晴れ、風向 北東 、波 無し、うねり 無し、潮流レベル 1〜1.5 (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 22℃、水温22℃〜23℃、 透明度 15〜M

ダイビング 1: 潜水時間 35分、最大水深 33M、平均水深 21M

・ 今月の土肥の未解放ポイントに潜れるってイベントも10月後半は蔵合わせに変わってこのハサミ島沖の根になった。昨夜までの雨もあがり、青空が広がった。101の広場にいるぶんにはTシャツでいられるくらいあたたかい。

さて、この日のハサミ島沖の根、ナライ(北東の風)の為、波もうねりもない。ついでに流れもないのがちょっと残念。だって、魚が散っちゃうし..水はけっこういい。20m近く見えている。ロープ伝いに潜降して行くとサクラダイの群れ、スズメダイの群れが弱い潮流の上にかたまっている。この根は水深40〜45mの水底から狭い根頭25mに立ちあがっている。なんか棒みたいな根だ。9月の下見の時にはイサキやマアジの群れが多かった。今回もさすがに手付かずのソフトコーラルは見事だが9月の時の魚影はみられなかったのは残念かな。


No.3

・ 10月22日(日)

ポイント: 飛島沖PartU (ボート)

コンディション1 : 天候 晴れ、風向 北東 、波 無し、うねり 無し、潮流レベル 2〜3 (弱←1・・・10→強)

コンディション2 : 気温 22℃、水温20℃〜23℃、 透明度 15〜20M

ダイビング 1: 潜水時間 33分、最大水深 29M、平均水深 18M

・手抜きと言うかインチキと言うかログを2日目の朝のダイビングにいきなりなってしまう。何故かと言うと前日の飛島沖Uで感じたストレスを一気に回復できたので良い印象のログをできれば書きたくなっちゃうから..スンマセン

実は前日飛島沖Uではめったに現れないボロカサゴ(ついにこの2日はどこのグループも見られなかったらしい)を見てみようかななんて気持ちがあって本来の飛島沖らしさを味わうには物足りないダイビングになってしまったのであった。おまけにどうしたわけか群れる魚も少なく「??」という午後の1ダイブだった。そこで、メンバーとも話してやはり飛島沖らしいダイナミックな地形を存分に楽しむダイビングをしよう、という(原点に戻る?)ダイビングにした。前日午後の潮があまり良くなかったので日曜日は朝一番に始まり、午前に2ダイブ、しかも飛島沖U(このブイでEN.EX.するという意味)に潜ることにした。

さて、朝一番の飛島沖U。海況は昨日と変わらず穏やか。潮の流れの向きは昨日と同じだが水はきれい。やはり20m前後は見えている。エントリーして西の根に行ってみると今日はイサキの群れが走っている。地形が楽しい飛島沖(限定じゃないほう)の南の根に向かう。水深10mまで立ちあがったこの巨大な根は実にカッコいい。マアジやイサキの群れはあいかわらず走る。とくにイサキは群れが厚い。南の根にはキンギョハナダイ、スズメダイ、ネンブツダイの大群、メジナ、ニザダイも多い。やっぱりこうでなくちゃね。飛島沖は開放当初(ホントは前)から潜り続け、伊豆の中でももっともダイナミックで魚影、スピード感も素晴らしいポイントだと思っている。昨日のストレスをはらした気分。西の根に戻り、見晴らしが良くて魚たちが見えるあたりにみんなにいてもらい下のほうに様子を見に行く。冷たい水が上がっている。ナライの影響か..ふと、沖の深場から大きな魚影が。尾びれを大きく振ってこちらにまっすぐ向かってくる。アッ、ハンマーじゃん!ハンマーヘッドシャークはこれまで何度遭ったかわからないが何度遭ってもタマランやつだ。今回のは2m弱の若い個体だが元気のいい泳ぎである。上で待っているメンバーに知らせるためにナイフでタンクを叩く。普段めったにタンクを乱打しない私のことを知っているメンバーはすぐに反応する。(やたらタンクや鳴り物をならすの、あれなんとかならないかな..)ハンマーは私の前、3mほどの距離で反転するがこちらが気になっている様子ですぐに泳ぎ去る感じではない。メンバーも(この人たちもハンマーは何度も見ているが)マスクの中はすっかり笑顔。こういった意外な遭遇がたまらないよね。与那国で見ようが神子元で見ようが飛島沖で遭ったことがうれしい。まあ、このワンダイブに関してはハンマーが来なくてもかなりいい1ダイブではあった。

そういえば、すぐ沖では釣り舟があつまり、メジマグロの釣りをしていた。そんな影響もあったのかな..ああいうサメの動きがあるときってそんな場合が多い気がする。

その後、何人かの知り合いのグループが熱くなって飛島を攻めていたし、昼前には私たちもまた飛島に潜ったがもうハンマーに遭ったということはなかったようだ。今日に関してはラッキーいただいたな。ハンマーも水の良さも魚影も。朝一が最高だったようだ。


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