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東京からまっすぐ南にこんな海があるなんて…
八丈島の南から小笠原の北にかけて点在する岩や島を通称「豆南諸島」と呼んでいます。このエリアには人は住んでおらず定期便もありません。潜るためには船をチャーターするしかありませんが容易なことではありません。クルーズできたとしても4〜6日間船に乗りっぱなしとなり場合によっては過酷な数日間に。でもそれを乗り越えてたどりつくこの海はお釣りがくるくらい素晴らしいものです。ちなみにシンボルとも言える孀婦(ソーフ)岩に行き着ける確率は30%とも。 |
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● 秘境 豆南諸島旅行記 1998 |
● 秘境 豆南諸島旅行記 1999 |
● 秘境 豆南諸島旅行記 2001 |
ベヨネーズ礁 | 豆南諸島最初の島(岩礁)。このエリアにトライしていた梅雨明けごろはいつも時化ていて1回しか潜っていない。その場所は大きな起伏のない水底だったが小さめのメジロザメがいっぱい。大きなサメの頭が落ちていた。水温がもう少し低かったら(このときは28℃)漁師の言うサメの巣というのもうなずけた。 |
須美寿(スミス)島 | 北側のドロップオフは見事。抜群の透明度ながら下は不気味に青黒くしか見えない。いつもイソマグロの編隊、メジロザメ、ゴマテングハギモドキの群れ、ユウゼンの群れ、ときにハンマーヘッドも。すこし離れているが白根は水面に顔を出していない隠れ根。しかし温泉が湧き岩は白くなっている場所も。ここも魚影は見事でヒレナガカンパチはいくらでも(しかも大きい)、ナメモンガラ、ツムブリ、ゴマテングハギモドキ、ユウゼンどれもすごい数でいる。ここの深場はサメを良く見かけ不気味さ満点。 |
鳥 島 | 豆南諸島最大の島。唯一風波があっても逃げ場がある。有名なアホウドリは時期的な理由で見たことが無い。海底は黒い砂地や大きなゴロタが多い。イルカが住みついているようで毎回見られた。イスズミなどが多いが潜っていてそれほどの迫力あるシーンにはあっていない。しかしやはり透明度は抜群。停泊中の浅場で船の下にジンベイザメが来たことも。夜釣りではカッポレ入れ食い。 |
孀婦岩 | 水面から99m。感動の勇姿。水中はここまでサメが多い海は日本で他に無いのではないかと思われる。サメはメジロザメ(ガラパゴスザメとの説も)でしかも2m以上あるものも多く大きい。1周して約30分。ツムブリ、イソンボ、ギンガメアジ、カッポレ、バラクーダ(オニカマス)、巨大なタマカイ(ハタの仲間)を見たことも。通り抜けられる裂け目の中にはキビレマツカサがいっぱい。ウチでは孀婦岩には8回トライして行き着けたのは4回。やはりすごい場所だ。 |
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