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九州の南、口之島から奄美大島の北に点在する島々がトカラ列島です。

各島々を渡る定期船はありますが訪れる観光客はわずか。

大きな島もなく、海は東シナ海を北上してきた黒潮が太平洋に出る時に通る海域がトカラ列島の海。

素晴らしい野生そのものの海でありながら、海の厳しさ、アクセスの難しさから潜ることのできるダイバーは毎年ほんの数組にすぎません。

ダイビングで訪れるチャンスは初夏から秋口の短い期間。5日間前後のクルーズでチャレンジします。

めったに行くことの出来ない各島々に上陸、散策できることも大きな魅力。

日本でも最高峰の野生の海へのツアー、いかがですか。

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これまでのトカラツアーのログ
● トカラツアーログ 16/7/22〜26
● トカラツアーログ 16/6/17〜20
● トカラツアーログ 14/7/24〜28
● トカラツアーログ 13/7/19〜23
● トカラツアーログ 12/7/19〜23
● トカラツアーログ 11/7/29〜8/2
● トカラツアーログ 10/8/6〜8/10
● トカラツアーログ 09/7/31〜8/4
● トカラツアーログ 08/8/1〜5
● トカラツアーログ 07/7/19〜23
● トカラツアーログ 06/7/20〜24
● トカラツアーログ 05/7/21〜25
● トカラツアーログ 04/7/7〜11
● tokara悪石島旅行記 2002
● トカラツアーログ 00/6/23〜27

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トカラクルーズ自分的にわりと初期のころ、1992年開催時の懐かしい動画です。

このころは鹿児島出港、奄美大島下船のすごいロングコースでした。

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口之島 南下コースではこの島からトカラ列島となります。北に1級ポイントのニヨン礁、島付近(しかも港のそば)でもイソマグロの大群が見られる場所もあります。水はあくまでも青く透明度も抜群。
中之島 トカラ列島(十島村)の中心的な島。と言っても観光とは無縁の陸上。島周辺の海もウメイロモドキ大群やカメ、ギンガメアジは普通に見られます。少し離れた臥蛇島への拠点となってしまうことが多くなっています。じっくり潜ったら面白そうなんだけど。
悪石島 すごい名前の島です。島の集落のほとんどは徒歩ではちょっと行きかねるような島の上の方にあります。海は島の周りにあるいくつかの立神岩(トカラなどでは高い岩の多くはそう呼ばれます)周辺は緊張と興奮のポイント。激流で潜れないことも多い。サメとの遭遇率も高い。潮が速い時は流れは複雑でダウンカレントもきついのでグループ行動が必至。
臥蛇島 こちらもすごい名前です。昔は有人島だったとのことですが今は無人島。なんと言っても有名なのは木場の立神岩。ギンガメアジの大群がまず出迎えイソマグロ、ツムブリ、ウメイロモドキ大群など。05年の時にはジンベエザメとの遭遇も。悪石島もそうですがダイナミックポイント以外の場所の生き生きとしたサンゴや生物たちにはおどろかされますがなかなか潜る機会をつくれません。
小臥蛇島 臥蛇島の東にある無人島。臥蛇島よりはずっと小さいです。沖の瀬ではイソバナがきれいですが入り組んだドロップオフはとてもきれい。そこへウメイロモドキ、テングハギモドキ、イソマグロ、ギンガメアジなどが群れで現われます。小臥蛇島の近くにはトカラの中でもスーパースポットとも言える雄神瀬があります。黒潮の只中の沈み瀬。ほとんどの時間は激流で潜れるタイミングは多くはありません。
宝 島 最近はここまで南下することがないのですがトカラ列島はこのあたりからすっかりサンゴ礁の海になってきます。さまざまなサンゴがじゅうたんのように続きます。隣の小宝島あたりも潜ってダイナミックで楽しい海だったんだけどどこらへんだったのかなぁ。
横当島 もう奄美大島のほうが近い無人島です。潜ったのは1992年あたりだったと思いますがあの強烈な魚影は忘れられません。グルクン、ツムブリ、ギンガメアジがそれぞれ絨毯のように3つの層をつくってその間をイソマグロやロウニンアジが進みます。根の上を覆うキンギョハナダイや壁にはすごい数のムレハタタダイの大群が。これ以上の魚影は記憶にありません。日本でも人の手が入っていない海はこんなにすごいんだと思わせてくれた海でした。